新学期が始まり
子供たちはそろってミドルスクール (中学校) へ
スクールバスがないので毎朝クルマで送迎中

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ピューリッツァー賞の戯曲部門や
トニー賞(舞台のアカデミー賞)のベスト戯曲賞など
今でもアメリカの最高の戯曲賞の一つとされる
アーサー・ミラーの「セールスマンの死」
 
チョー大まかなあらすじは、笑
 
妻と子供たちを支える
家族の大黒柱の夫が
時代の波についていけず
過去の成功を引きずり
最後は命を絶つという悲劇
 
その話とは全く関係ないけど
このほどニューヨークでは
本当に「セールスマンの死」
になってしまった
 
どういうことかと言うと
先日ニューヨーク知事ホウクルさんが
「セールス・パーソン法案」にサインをし
これからはセールスマンと言う言葉は
使えなくなってしまった
 
そしてニューヨーク不動産業界でも
女性、男性のHe や Sheの使用も
出来なくなってしまったのだ
 
これはもちろん
アメリカ与党
民主党政権が掲げてる
ジェンダーレス (性別なし)社会にすべく
LGBTの方達などが住みやすく
男女ギャップも失くす政策の一つ
 
LGBTやノンバイナリーの友達は
たくさんいるし
マイノリティの僕は
昔から少数派だけど
現民主党のジェンダーレス政策だけは
ちょっと行き過ぎに感じる
 
最近よく見るようになった
メールやSNSの自分の名前の後に
he, him, she her, they, them
など付けるのもそうでジェンダーレスや
ノンバイナリー (男女の枠にはまらない)の人は
he, she の代わりにthey, themなどを使う
 
僕自身は4年前に初めて
この言葉を知り
ニューヨーク、ブルックリンでの
舞台の初顔合わせの時
自己紹介でHe, She, Theyの
何かで自分を表現する事になってて
その時はHe, Himといったけど
のちに自分は俳優やアーティストとして
He, Him, They, Themに変えた
 
これはクリエイティブな世界で
男女に枠から心地よくはみ出せるよう
自分で垣根を取っ払ったんだけど
別に僕自身肩書きや性別にこだわらないけど
ノンバイナリーやジェンダーレスで
戦ってる人たちにとっては
中途半端な僕なんかとは
比べ物にならなく真剣だ
 
しかし先日日本に行った
アメリカ民主党議員ナンバースリーの
ナンシー・ペロシさんも以前は議会で
Mother, Father などの言葉の
使用禁止を呼びかけていたけど
流石にそれには至っていない
 
さあ激変アメリカは
果たしてどこまで
迷走していくのか
その結果が11月の中間選挙で出るし
今日はその予備選挙の日
投票行ってきまーす